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XS650(XS1B) セミトラ(Ver2)

壊れたセミトラに変わって、新しい回路を考えてみました。


ここにはセミトラの回路図が有ります。

壊れた後は応急的に左右独立のセミトラを2台作りました。これの使い勝手が良かったので今回も左右で独立とします。XS1ならこのユニットが2個並べるだけです。単気筒なら1個です。捨て火有りの2気筒でも1個で済みます。汎用性が少しだけ高くなりました。

FETは1個にします。どうせ新しく買うのなら秋月に拘る必要はありません。RSコンポーネンツから600V-20Aで0.16ΩというスペックのFETを探してきました。これなら1個で十分スイッチング可能です。

一つだけ気になるのはRSコンポーネンツは個人には少しだけ敷居が高いことです。私が中高生の頃、雑誌の製作欄に載っているのが作りたくても部品が手に入らずに指をくわえて見ていた事を思い出します。

いくら面白そうな製作例を紹介したところで、地方の中高校生が部品を入手できなければ価値は半減だと思っています。あくまで私の考えですが・・・

秋月の通販ならその心配は有りません。そう言う意味で秋月の通販に拘って居たのですが、結局サプレッサダイオードの入手のためにRSを使わざるを得ないので、今回はこのような回路にしてみました。

それ以外は過電圧防止のツェナーを強化した事と、ゲートドライブをNPNとPNPのコンプリメンタリにしたことです。この辺りは前回の破損の反省をふまえての見直しです。


日記には書いたけど、こちらに追記するのを忘れていました。

この回路は一瞬で壊れてしまいました。壊れた後にFETを交換して試して見ましたが、他のFETは少なくとも一瞬では壊れません。どうもこの高価なFETと低インピーダンスのゲート駆動回路は相性が悪いみたいです。

このFETは1個1,400円もしました・・・


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