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DCR-PC7のメモリー電池交換

7年くらい使っているSONYのビデオカメラですが、1年くらい前から電源を切るたびに日付を忘れてしまうようになりました。使える事は使えるのでそのままにしていましたが、嘘の日付が入ってしまうのは宜しくない事に気が付きました。

将来私の足腰が立たなくなり昔のビデオを見る事が唯一の楽しみになったとき、撮影日付で妻と喧嘩が始まる恐れがあるからです(笑)。そこで、老後の安心の為に修理をすることにしました。

とは言っても、SONYに送ると相当な工賃がかかると予想されます。自分でこういった作業を仕事としてやっているから解りますが、小さな電子機器は数百円の部品を交換するのに、工賃が数千円や数万円かかる事も珍しくありません。

依頼した後で高いと騒ぐのも大人げないし、見積金額を聞いて新しいカメラが欲しくなっても困るので、何時もの様に自分で修理することにしました。


ここには分解したビデカメラの画像があります。

どうせリチウムの二次電池か一次電池。若しくは電気二重層コンデンサがメモリーバックアップ用に入っているだろう・・・と思って開けてみると、予想通り底の方にVL-2020が入っています。

仕事で使っているVL-2020が使えると一瞬喜びましたが、手持ちの電池とは向きが違いました。これは基板に横向きに実装するタイプです。仕方がないので電極をゴニョゴニョ改造して、無理矢理装着しました。

これでしばらくは安泰です。次に買い換えるときはテープメディアではなく、メモリーカードのタイプを買うことになるのでしょうか?


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